個人再生なび

個人再生はうつ病だとできる?できない?

個人再生を検討している人の中には、うつ病を患ってしまって思うように働けない、という人もいるのではないでしょうか。

結論から言うと、うつ病だからという理由で個人再生を断れられることはありませんが、借金の返済をしていくのに十分なだけの収入を得ていく見込みがない場合は個人再生を受け付けてもらえない可能性が高いです。

うつ病でも個人再生ができるケース

前述のとおり、うつ病そのものは個人再生ができない理由にはなりません。例えば、うつ病にかかっているけれども軽度で済んでいて、薬をのめば仕事自体はさほど問題なくできるというのであれば、うつ病でも個人再生ができるでしょう。

このケースに当てはまる患者さんに重要なのは、勤務のスケジュールを詰め過ぎず、無理のない範囲で仕事をすることです。

うつ病で個人再生ができないケース

うつ病が重くなり、薬だけではなく休養・休業が必要になった場合は、無収入という扱いになってしまうので個人再生を行うのはかなり難しいです。

個人再生とは、5分の1程度減額してもらった借金を3~5年かけて返済していく形の債務整理です。

そのため、まったく収入がなくて借金の返済に充てられない場合は、個人再生自体を認めてもらえません

例えば、600万円の借金を個人再生してもらうと、5分の1である120万円を3年または5年で返します。3年の場合は毎月約3万5000円、5年の場合は毎月約2万円を返済しなければならないのです。

全く収入が無い場合や、収入が極端に減ってしまって返済額に充てられないという場合は、個人再生ではなく自己破産を選ぶとよいでしょう。

自己破産なら、借金の返済義務自体がなくなるので、無収入でも行うことができます。自己破産の費用は社会福祉協議会が貸し付けてくれるので、最寄りの市区町村役場に相談してみてください。

まとめ

うつ病にかかってしまったということ自体は個人再生ができないという条件にはなりません。実際に、投薬や通院でお仕事をしながら個人再生しているうつ病患者さんはいます。

しかし、うつ病のせいで収入がほとんどなくなってしまった場合、個人再生をするのは難しいです。

個人再生のルールとして、借金を大幅に減額してもらい、それを3~5年かけて返さなければならないためです。

うつ病で収入がなく、借金問題にも苦しんでいる場合は、収入が無くてもできる唯一の債務整理である自己破産を検討してみてはいかがでしょうか。